お金とセルフイメージ
おはようございます!
マット・フューリーです。
つい最近、笑ってしまったニュース:
クリントン米国務長官が中国政府に、
アメリカ経済を立ち直らせるためには中国の助けが必要だと懇願した。
何とも皮肉な話です。
中国は人権侵害ばかりする「やくざの一団」だと、
私たちはずっと聞かされてきました
(確かに、賛成できない侵害は行われています)。
それなのに、中国人が資本主義を支持しているという事実は、
ほとんど報じられていません。
また、中国人はお金がレジに入る音を聞くと嬉しくなるとか、
中国にはリッチな人が何人いるかについても、
ほとんど報じられていません。
変だと思いませんか?
中国は方向転換したのです。
富の再分配をやめて、が唱えた通りのことをしたのです。
彼が唱えたのは次の2点でした。
1.富を成すのは素晴らしいことだ
2.国家が繁栄するために、
まずは一部の人に先に豊かになってもらおう。
すべての人を同時に豊かにすることは不可能だから。
は、繁栄と富は「浸透」していくものだと悟っていました。
――まず、ある一団が裕福になる。
すると彼らが、他の人々にも豊かになってもらうために
次の一団を刺激する。
刺激を受けた一団は裕福になり、新たな一団を刺激する・・・。
しかし、豊かになった者に罰を与えれば、
すなわち繁栄を悪とみなして富を分配する限り、
国家は衰退し、誰一人として勝者は生まれません。
ここで誤解しないでもらいたいのですが、
私は、巨額投資詐欺事件の容疑者バーニー・マドフはほっておけ、
と言っているのではありません。
また、資本主義イコール彼だとも思ってはいません。
そもそも腐敗しきった人間についてはまったく興味がありません。
資本主義と不正は密接につながっていると考える人がいますが、
それは違います。
法律はそのためにあるのです。
ただ、確かに私たちの中には
資本主義を不法に利用しようとする人がいます。
しかし、彼らの罪よりも重罪なのが、
「すべて公平であるべき」との考えの下、
私たちの尊厳や人間らしさを盗み取る行為 です。
先日、私の妻のザニーが、
(私と結婚する前の)ずっと昔の中国での生活について
話してくれました。
「私が中国の工場で働いていた頃は、
政府が人々にお金を稼ぐ機会を与える前のことで、
能力の差に関係なく、給料は皆一律同じ額だったの。お給料は月給35ドルだった。
だから、みんな編み針を職場に持っていっては、
就業時間中に編み物をしていたの。それで私の家族は全員、編み物が得意なのよ。
毛布やセーターなど何でも編んだわ。
それにお昼の時間は家に帰ってごろごろして、よく遅刻したわ。
こっそり抜け出して遊んだこともしょっちゅうだった。
私たちはなるべく働かないようにしたの。
みんながこんな風だった。
一生懸命働く人なんて誰もいなかった。
ベストを尽くさない方が賢明だとみんな言っていたわ。
だって、そんな事をしたって無駄だもの。
何をしていようが、お給料はみんな一緒の額だったから」
お金に関して言えば、
当時の中国はセルフイメージがまったくありませんでした。
しかし、その中国が変わったのです。
その変容ぶりには驚かされます。
今やアメリカ政府が「やくざの一団」に
自国経済の回復に力を貸してほしい、
と懇願しているのです。
何とも、何とも面白い話です。
では、お金について個人のレベルで考えてみましょう。
実際のところ、ほとんどの人が
「もっとお金が欲しい」と言ってはいるものの、
彼らの気持ちは、言っている事と一致していません。
つまり、極めてシンプルに言えば、
たとえ目標を持っていても、
心の状態がその目標に一致していなければ、
目標を達成することはできないのです。
「あれが欲しい」と言うだけなら簡単です。
しかし、そう言った時、
心の中では何を感じているのでしょうか?
お金を手にした自分を想像した時、
心の奥底では何を感じているのでしょうか?
その答えが幻想の枠を超えない限り、
望むものを手にすることはできないでしょう。
目標を達成させる能力は、
目標に対する情熱のレベルに完全に比例しています。
共産主義者が他の誰よりも稼ぐことを禁じた時代には、
情熱も、繁栄もありませんでした。
つまり、成功とプラスの感情は深くつながっているのです。
だからこそ、望むものをイメージすることがとても重要なのです。
しかしその前に、まずは思考をプラスに変える必要があります。
何故なら、マイナス思考の中で望むものをイメージしたって、
望むものとは反対のものを引き寄せてしまうだけだからです。
現在、大半のアメリカ人は
マイナス思考の中で経済と向き合っています。
この状況は、政治家やご機嫌取りのメディアが
経済状況の伝え方を変えない限り、変わらないでしょう。
現在、彼らの頭の中には危機と大惨事しかありません。
そしてその想像は日に日にどんどん膨らんでいます。
しかし、彼らが想像するものを変えて、伝え方を見直し、
人々に恐怖や絶望ではなく楽観や希望を与えようとしたら、
どうなるでしょうか?
彼らが世界的に有名な
「ドクターモルツの自分を変える12週間プログラム
(英名タイトル:ゼロレジスタンスリビング)」
に書かれている原理に従って行動したら、
どうなるでしょうか?
彼らが他人のせいにするのをやめて、
変わろうとしたら、どうなるでしょうか?
きっと、びっくりするような事が起きると、
私は信じています。
何故なら、イマジネーションを変えるだけで、
どれほど劇的に「あなた」が変わるのか、
私は知っているからです。
心のゲートを開けてプラスのものを受け入れれば、
人生は瞬く間に変わるでしょう。
そのすべてを
「ドクターモルツの自分を変える12週間プログラム」
で発見しましょう。
ベストを尽くそう
マット・フューリー
PS.
ドクターモルツの12週間プログラムはこちらです。
http://www.drmaltz.jp/zrl/new/ogawa_story.php
経済的発達に伴って人権問題も解消されればいいですね。
「目標を達成させる能力は、
目標に対する情熱のレベルに完全に比例しています。」
・・・拍手です。
この情熱とは・・・・・。「熱い心の炎」のような気がします。
この炎を灯すことも消すことも自分次第。
そして、灯したら、それを燃え上がらせることも自分次第。
このともしびの燃料は、いったいなんだろう?・・・・・・・「愛」でしょうか・・・・・。
この燃料補給方法は、「出逢い」。
この光が、暗闇を照らす。
たくさんの場所で灯されれば、きっとその世界は明るくなる。
たとえその光がとても小さくても・・・・・。