入社式

Posted by admin in 目標達成 On 4月 3, 2009

From：森兼

日々の忙しさに流されて
変わらない毎日を過ごしていたりしませんか？

４月は新しい生活が始まる月。

新しい仕事に期待を弾ませ
慣れないスーツに身を包み入社式に臨む
新入社員の方々もたくさんいたことだろう。

入社式などの儀式は一見すると
あまり意味のない慣例行事だ。

実際に新人が戦力として役に立てるのは
研修を経て、実務をこなして
ある程度の仕事ができるようになってからだ。

だから、入社式などを行うよりも
一日も早く彼らを戦力化したほうが
企業にとって有益に思える。

ではなぜ入社式などの儀式を行うのだろうか？

僕はそういったことの専門家ではないので
本当のところは分からない。

だが、恐らくは新入社員たちに
彼ら自身が目指すべきところを指し示すことだろう。

人間、目指すところがわからないと
どこに向かって努力していけばいいか
分からないからだ。

それに加えて、教えるのにも限界がある。

当初はマニュアル化されたルーティンワークを教えることで
作業をこなせるようにトレーニングすることができる。

しかし、最低限の業務を教えた後は
それ以降、その人材は
自分自身で何をするべきかを考えて
業務をこなしていかなければならない。

いつもいつも都合よく
上司や先輩が教えてくれるとは限らないからだ。

そんなとき、会社の方向性や
自分たちがなるべき理想の姿が分かっていると
それに合わせて行動することができる。

だから、目標を与えておくということが
人材の育成にとって重要な要因の１つなのだろう。

ただ、こういった大きな目標は
漠然としすぎているので行動に繋がりにくい。

ぶっちゃけ、
個人レベルでは与えられた仕事以外で
何をしていいのかがよくわからなくなる。

だから何年かすると
だんだん自分が何のために頑張っているのか
分からなくなってくることがある。

そして、目標を見失い
同じような毎日を過ごしてしまう。

特にルーティンワーク系の仕事や
長期のプロジェクトに携わっていると
この傾向が顕著だ。

そんなときは１日で達成できる
小さな目標を立てると良い。

小さな目標は達成しやすいし、
達成することで自分のためにも
組織のためにもなる。

そして、そうすることで
自分にも自信がつき、
自信がさらなる行動を促してくれる。

一日一善ではないが一日一目標を心がけると
もやもやしてる自分の目標も
はっきりとしてくるだろう。

今日、達成可能な小さな目標は何？

ーマーケティング・ディレクター　森兼

ＰＳ．
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http://www.drmaltz.jp/zrl/new/ogawa_story.php?mag=Psycho20090403-2