前に言ったやん。
From:森兼
お昼のスタバ。
サラリーマンやOLさんなどが
昼休みのひとときを過ごすため
多くの人で賑わいを見せている。
この時間にスタバで仕事をしていると
さすがにうるさくて集中力に支障をきたすので
キリのいいところでランチに行くことにしている。
というわけで、スタバからの帰り際、
こんな話が耳に入ってきた。
「上司の○○さん。
何度同じこと言っても分かってくれない。」
そう。
どこの職場でもよくある愚痴の類だ。
このOLさんは上司に
何度も同じことを言っているらしいが、
そのことがまるで伝わっていないらしい。
そして、
そのことを不満に思っているようだった。
なぜ、何度も何度も
同じことを言っても一向に伝わらないのだろうか?
実は他の人に物事を伝達するとき
伝えられる側に聞く姿勢がないと伝わらないのだ。
さらに言うと、このケースでは
上司にとって”OLさんが言っていること”を
必ずしも覚える必要がない。
なぜなら、聞けば済む話だからだ。
聞いたり調べたりすれば分かることを
覚える人間なんてほとんどいないのだ。
ちょうど友達の携帯電話の番号を
覚えている人がいないように。
逆に上司からすれば
部下に何度となく同じ業務を教えているのに
全く覚えてくれないというケースもあるだろう。
それは部下にとって
その教育が差し迫って重要なことではないからだ。
だからこの場合も部下は聞く姿勢になっていない。
お互いの立場が異なる以上、
これは仕方のないことかも知れないが、
伝える前に相手の聞く姿勢を喚起することで
伝わりやすくなるのもまた事実だ。
怖い社長からの命令が一撃で伝わるのは
聞き手が聞く姿勢になっているからだ。
部下から上司へのメールでの依頼が伝わりにくいのは
上司が聞く姿勢になっていないからだ。
コミュニケーションをするに当って
重要なのはまずは相手に聞く姿勢になってもらうこと。
不満を口にすることは簡単だ。
大事なのはお互いの立場や考え方を理解した上で
どうすれば伝わるかを自分なりに気をつけて
改善していくことだろう。
ーマーケティング・ディレクター 森兼
PS.
リー・ミルティアのビジネスコーチングでは
コミュニケーションについても学ぶことができる。
http://www.milteer.jp/msc/letter.php?mag=Psycho20090416-2
伝わらない。
なるほど、幼稚園児と同じなのですね、、、^^;
こっち向いてなくても、キイテルと思ってたら大間違いってヤツですね。
育児中の私は、幼稚園で先生が、”はい、聞く姿勢になってねー””みんなお顔こっちに向けてー””お口閉じるよー”と何度もいっているのを聞いていますが、、家庭ではそれをしてないから、子供が話を聞いていないのか。
目を見て話す。相手の聞く姿勢を待つ、促す。という基本的なことを、しっかりやらないと大人でも伝わらないってことなんですね、、、
幼稚園ってちゃんとしたことを教えてるんだなぁ、、っていま感心しちゃいました。
ちょっとづつ、気をつけてみようと思います。
旦那しかり、子供達しかり。