こんな本の読み方はダメだ・・・
From:小川忠洋
大阪のオフィスより、、
世間ではここ数年、勉強法というモノがはやっている。
なので、そのブームに乗っかって、
今日は読書法の話をしたいと思う。
何故なら、最近、
僕は自分の読書のバカさ加減に
イヤになった経験があったからだ。
この経験はきっとあなたもしょっちゅう経験しているはず。
だから、意識してそれを修正するよう習慣づければ、
もっともっと効果の高い読書ができるはず。
さて、「効果の高い読書」なんて言うんだから、
そもそも、これは読書に対して効果を求めている場合の話だ。
小説などを読むのは、
純粋に楽しむための読書なので
それにこういった話は当てはまらない。
まあ、当然っちゃー当然だが。。。
1ヶ月くらい前から僕はある本を読み始めた。
その本はビジネス書なんだけどとても親切で、
チャプターが終わごとに、エクササイズまでついている。
しかも、これがかなり
ビジネス(経営)に役立つエクササイズなわけ。
あるチャプター(ミーティングのやり方みたいなテーマ)
でエクササイズを見つけた時は、、、
「おお!コレはナイスアイディアだな
コレやったらかなりいい感じになるはず!」
と心の中で叫んだ。
そして、“後でやろう”と思って、
そのチャプターの続きを読んだ。
・・・
あれから1ヶ月。
いまだ、そのエクササイズは実践されていない。
スグに実践すれば、
たったの5分10分で完了するはずなのに、、、
いまだに、、未着手。
フとそれに気がついた僕は
25階のマンションの窓ガラスを割って
自分を突き落としたい気分になった
(もちろん自分に優しい僕はそんな事はしないが・・・)
ま、冗談はさておき。
読書と言うのは、
何か本を読み切る事がゴールのようなイメージがある。
だから、今回登場した愚か者のように、
とてもいいエクササイズがあるにもかかわらず、
(それを実践するために読んでいるにもかかわらず、、、)
「読み終わる」事を優先事項にしてしまい、
エクササイズを一時保留にしてしまう。
本末転倒。
とはこのためにあるような言葉だ。
ビジネス書など、
なんらかの効果を出す事を目的として本を読む時は、
何か効果の得られそうな兆し
(例えば今回のエクササイズなど)が見えたら、
スグに読書を止めるべきだ。
読書を止めて、
それをやってみる。
やってから、続きを読む。
そうでもしない限り、
いつまでたってもそこから何らかの
結果を得ることはできないだろう。
「後でまとめてやろう」
という思考は、
「今日は忙しいから明日やろう」
といういつもの先送りと同じ運命になる。
つまり、いつの間にか忘れ去られている・・・
思ったのは、
「読書」という言葉は良くないと言う事。
何故なら、本を読み切る事がゴール
という暗示を自分に与えてしまうからだ。
その代わりに、
「リサーチ」という言葉を使ってみたらどうだろう?
まあ、他に何か言葉があれば、それでもいいんだが、
リサーチという言葉はその本の中から
何らかの「ヒント」を探すような意味合いに取れる。
そして、リサーチした結果は
実践に繋がる可能性が高い暗示効果が
あるんじゃないかと思っている。
「今、この本を読んでいる」
よりも
「今、この本をリサーチしている」
(調べているでもいいかな?)
だったら、途中で読むのをやめても、
調べている対象が分かればそれで完了だ。
あらためて、
言葉というのは強烈なパワーを持っている。
「本を読む」はその本の最後までいかないと、
「読み終わった」にはならないが、
「本を調べる」は、目的が分かればそれで完了。
言い方の違いだけなのに、
僕らがその言葉に持っているイメージは
全く違って、影響してくるのだ。
とにかく、、、
ちょっと小川に騙されたと思って
今週1週間だけは、結果を出すために
「本を読む」のは止めてみよう。
そして、そのかわりに
今読んでいる「本をリサーチ」してみよう。
きっと大きな変化があるはずだ。
-小川忠洋
PS:
もし、あなたが効果的な読書法とかを持ってるなら
ブログにコメントくれたらこれを読んでるみんなが
助かると思うが・・・
PS:
このプログラムもあなたの人生をより良くするためのツールだ。
完了する事に意味があるのではなく、
ここから一つでも二つでも何かを現実の生活に活かす事が大切だ。
ちょっとしたエクササイズで自分に自信を持ったり、
人に嫉妬するのを止めたり、
そういった実生活に活かす事が全てで、
全部完了する事は必ずしも必要なわけではない・・・
http://www.drmaltz.jp/zrl/new/ogawa_story.php?mag=Psycho20090416-1
情報(本)には恵まれているという自負があるのに、
知識はついているのに、自分には自信があるのに。
何故か結果を顕現できてない自分がいる・・・。
努力
が、なかなか結果に顕れない。成功には多大な時間がいるもんだなぁ。
やきもき。
“今回登場した愚か者”
と、やっている事も考えた事もまったく同じでした。
こちらに目を通すような方の多くは
確かに、何か目的を持って本を読むのでしょうが、
その意識的な目的の後ろに根強い、無意識的な“読了することが目的だ。”
なんて同梱ソフトがインストールされていて、
本人が今自分にインストールしたい情報より強力に働いちゃっているんでしょうね。
そして、開かれていないままのzipファイルみたいに頭の中の容量だけ占めてしまい、
“動けなくなって・・・”逆効果。
早速、“読み終わりたい”
という誘惑に負けず、目的を持って読んだ本の刺激がアツいうちに
促された行動は反映したいと思います。
高層ビルから飛び降りて生まれ変わったつもりでがんばります。
“本末転倒”・・・ ツボにハマりました(笑)
雑談風でお許し下さい。^^;
リサーチ、よい言葉ですね。いままで、私が続けてきた読書方法に名前をつけてもらった気持ちです。私が読書を始めるときは、まず、これから読む本から何を得たいかをはっきり読書ノートに書きます。文章にすると、余計な章は読まなくて済みますし、いま読んでいる本から求めたいものは得られないとわかったら、すぐに次の本に移ることができます。得たものがあれば、その場でノートに書き込みます。目的意識の低い読書は、ただ読むだけになり、仰せの通り、読み通しただけで満足してしまいがちです。傍目からは、読み散らかしているように見えるかもしれませんが、この方法をとり始めて調査能力が数段あがった(短時間で解答が本から得られるようになった)ことを実感しています。その意味で、これまで行ってきたのは、読書ではなく、リサーチだったと再認識した次第です。
おかげさまで、リサーチと読書を区別できたので、余計に(楽しみのための)読書が充実させられそうです。
この読書のスタイルは、当たり前の様でコロンブスの
卵的な衝撃です。読書量は少なくないんですが、
僕などは250階くらいのビルから飛び降りなくては
いけないかもしれません。
今日から、リサーチします。
効果的な読書法といえるかどうかはわからないけど、
まずは心とアタマを空っぽにして、
書いている人の気持ちを尋ねていくようなモードで読んでいくと、
内容をより深く理解できると教わりましたね。
実際、そうだと思う。
ほとんどの場合、作者は何かを伝えたくて
文章ににしたためているのだから・・・
まあ、読む本のジャンルによると思いますが・・・
単に知識を増やす為だけなら速読法でも効果的かもしれませんね。
12週間プログラムはいいですねぇ~♪
毎日のちょこっとしたエクササイズでも得られるものは
計り知れないのを実感してますよ。
最近奥さんも一緒に学び始めました。
家族や周囲の人たちの為にも買ってよかったと大満足してます。
活きる究極の目的【幸せに活きる方法】って。。それぞれの立場や利害の
調節が伴うものなので本当に難しいものですね♪
こんにちは、初めてコメントさせてもらいます。
いつも いろいろなヒントの詰まったメルマガ、ありがとうございます。
さて、読書法というほどでもないですが、僕が こころがけているのは、
その本を読みながら『やることを一つ決める』ということです。
たった一つなので 読んでいくうちに変わっていきますが、
その分ブラッシュアップされていくという効果もあります。
(これは、セミナーを受けたりするときも同じです)
どうしても最後まで読みたい方には、この方法もオススメです。
効果的な読書(リサーチ)参考になりました。
「全てにおいて結果に結びつくのはその人が起こした行動である。」というプラス行動のメッセージを感じました。
今回の「リサーチ」と「すぐやる」というアイデアは思考と行動のスピードを上げるのに役に立つと思います。
行動を改善するのは言葉の持つ力を繰り返し使うことに尽きると思うので、手に入れた言葉の力でまた、現実にフィードバックさせてみます。
貴重なインスピレーションありがとうございました。