マイナスの暗示
ブログからのコメント
何故、マイナスの暗示をかけるの?
From:小川忠洋
大阪のオフィスより、、
『”自分が現実だと思ったことに反応する。”
この言葉になるほど、と関心しました。
自分の人生も正にそうでした。』
今年の2月にピロタンさんから
ブログにこんなコメントをもらった。
コメントはこう続く・・・
『マイナスの自己暗示を
かなりかけてきた部分があります。
たとえば、自分の人生・恋愛においても、
どうせ自分は・・・なんだから、
と自分に強く暗示をかけて、
マイナスの結果に対して防御線をはることで、
受けるマイナスの結果へのダメージを抑えてきました。
これはこれである意味、
自分も守る正しい手段だとも思っていました。
すべてプラス思考で自分を暗示すると、
悪い結果がでたときの精神のコントロールが
難しいとも思います。
このあたりのバランスをうまく取れるような
生き方にあこがれます。』
これを読んで恐らくたくさんの人が同意したと思う。
ピロタンさんのように、落胆するのがとてもイヤなので、
それに対して防御線をはろうとするタイプの人もいる。
そういうタイプの人にとっては、
プラス思考はとても怖い考え方だ。
現実的に考えれば、プラスに考えていれば
プラスの事だけが起きるかと言えばそんな訳は無い。
どれだけプラスに考えていても
マイナスの結果が出る事だってある。
っていうか、そういう事はよくある。
絶対に合格する
と思って望んだ試験に落ちたり、、、
絶対にコレは売れる
と思って発売した商品が売れなかったり、、、
絶対に今月は目標を達成できる
と思ってもできなかったり、、、
現実的な結果は、
全て行動や環境からもたらされる。
思考から直接もたらされるものは、何一つない。
しかし、一方で全ての行動は思考が出発点だ。
何も考えずに気がついたら
今、試験を受けていた、、、何て事はない。
全てはほんの小さな思考の
かけらからもたらされている。
ほんの小さな思考のかけらが
ほんの小さな無意識の行動を生み出している。
だから、プラス思考と言うのは
決して悪い事ではない。
ただ、使い方を間違えると、
ちょっとどうかな?と言う話。
使い方を間違えると言うのは、
「プラスに考えれば、プラスの結果が出る」
と言う考えだ。
サイコサイバネティクスはプラス行動。
僕が考える、効果の高いプラス思考は、
「プラス行動を全てやったら、
あとはプラスの結果を期待する」
と言うもの。
プラス思考というより、
プラス期待と言ったほうが合っている。
プラス期待は、しょせんは期待なので、
プラスの結果が必ず出るとは思わない。
ただ、やるべき事はやったから
プラスの結果が出る確率は高いだろう。。。くらい。
昔のピロタンさんは、
「どうせ自分は・・・なんだから」
というマイナスの暗示をかけていた。
マイナスの結果への防御線だと言う。
しかし、マイナスの結果が出たとしても
プラスの期待を持ち続ける事は大切だ。
「プラスに考えれば、プラスの結果が出る」
という考えに縛られすぎると、本末転倒になる。
現実的にプラスの結果はでないかもしれない。
しかし、プラスの結果に期待しよう。
何故なら、そうする事で、きっと
プラスの結果を出す行動を取る
モチベーションが保てるからだ。
防御線など張る必要はない。
ダメだったら次、またダメなら次だ。
-小川忠洋
PS:
あなたがモチベーションを上げて
引っ張ってってくれる人が必要なら、
このオーディオプログラムをDLしよう。
http://www.milteer.jp/msc/?mag=Psycho20090505-1
なるほど、人事を尽くして天命を待つということですな?さっき別なところに出しちゃって、あれ?って思ってたら、
書くところ間違えちゃったみたいです。どうもです。
書き忘れたので、追加です。
気づいたら○○していた、という事もありますが、
これは自分の真実や希望だと思います。
そこに潜在的に何かを見いだしたから行動したのだと思います。
(気づいたら泥酔し道路で寝ていた、
気づいたら相手を殴っていた、
気づいたら誰かとベッドを共にしてた、等の
非建設的な行動は別だと思いますが…。)
ピロタンさんと同じ考え方をする友人の話を聞いていて
理屈的には分かる気もするが、何か変だと感じていました。
違和感の原因がはっきりし、気持ち悪さが消えました。
落ちるために試験を受けたり、
経費をロスし在庫を抱えるため商品を作る人はいません。
「達成が目的ではない、自分の力を試したいだけ」
という人もいますが、それも達成への準備です。
いちいちマイナスへの防御をする人ほど、
実は成功したい野心が強くあり、
その想いがあり余って恐怖に繋がるのかと思えます。
なので、考え方さえ変えれば、野心を行動のエネルギーにできて
成功するのではないかと思いました。
会社が社員を評価する場合、減点法でいくと1%の確率で失敗するとすると100回やると1回失敗する。なら少しでも仕事を減らした方が得策だ。実際には積極的にガンガン仕事をやると失敗から学ぶこともあり、経験がある分アイディアも浮かぶしノウハウも
やり方もやらない人より多くのパターンを持つことができるので失敗しても反省するべき点は反省してもポジティブなハートを持ち、仕事をやる人間の方が結果を出すこともできるようになる。残念ながら日本の既存企業には精神的なよきリーダーが少ないため
社員を叱責すればよいと思って逆に社員のやる気も可能性も奪い取るような管理職が多い。欧米の場合は、部下の方が「あなたは私をナーバスにする!」と逆に言いすぎに反論するし、首にする機会は日本より多いがリーダーはもっと社員に対しての説得がうまい。DR.モルツの思考は日本企業の管理職にも是非学習してほしいものだ。