老い
From:森兼
人間、歳をとってくると
序々に意欲が減退してくる。
疲れることは先延ばしにして
やらなくなるのだ。
そして人間が生き物である以上
老いという自然の法則からは
逃れることはできない。
僕は30代だが、それでも
確かに20代の若い頃に比べると
意欲は減退しているように思える。
精神科医の和田秀樹氏によると、
「人間の老化は、思考力や体力より、
まず「感情」から始まる。
40代からは、脳の中でも前頭葉という
やる気や感情のコントロールなどを
司る部分の萎縮が目立ち始める。」
と著書で述べている。
しかし、人によって
実際は若いのにふけこんでいる人もいれば
老いてますます盛んという人もいる。
なぜ、人によってこうも違うのだろうか?
パフォーマンスコーチのリー・ミルティアは
「若さとは実際の年齢ではなく姿勢の問題」
と言っている。
つまり、何かに取り組む姿勢が重要なのだ。
何か真剣に意欲を持って
取り組めるものがあると
若く活き活きとした人生を送ることができる。
逆にそういうものを見失い、
無気力になってしまうと
老けこんでしまうというわけだ。
実際に定年になって退職した人が
仕事をやめると急速に老いる
といったことはよくある話だろう。
生きがいを感じて
取り組んでいた仕事を失ったとき、
何をしていいのかわからなくなるのだ。
誰が言ったのかは忘れたが
人間は目標へ向かって進んでいるときが
一番幸せなのだ。
逆に目標を見失ってしまうと
急速に老けこんでしまう。
だから、自分が何か自分が打ち込めるような
目標を持つというのはとても大事。
もし、何かに打ち込めるような目標を
見失っているなら、それを持つことで
エネルギッシュになれるし同時に幸せにもなれる。
自分にとって価値ある目標を定めて
”若さ”を保ちながら
幸せな人生を送りましょう。
ーマーケティング・ディレクター 森兼
PS.
リー・ミルティアの無料オーディオを聴いて
自分の目標をもう一度見直し、
”若さ”を取り戻しましょう。
http://www.milteer.jp/msc/?mag=Psycho20090505-2