厚生労働省分割
From:森兼
厚生労働省を分割する案があるという。
国の予算の半分近い20兆円以上もの金を
一人の大臣が執行できるわけがない
というのが大きな理由だそうだ。
なるほど。そう言われて見ると
そんな気もするが20兆もの予算が
割り当てられていたというのも驚きだ。
ただ、よくよく考えてみると
僕たちの国民生活に関わる、
かなりの部分が厚生労働省に関係している。
インフルエンザをはじめとする
医療関係の行政は言うに及ばず
保険や年金についてもそうだし、
派遣などの雇用問題もそうだ。
テレビで一番よく見る大臣の顔も
舛添大臣の顔だ。
個人的には医療行政と労働の行政は
ほとんど関係ないんじゃないか
という気がしないでもない。
とはいえ、早くも分割が良いのか良くないのかが
政治家や評論家の間で議論になって
意見も分かれているようだ。
最終的にどう決着するかはわからないが
僕たちの生活がより良くなる判断をしてもらいたいと思う。
分割するのがいいのか悪いのか
それは神のみぞ知ることだろうが、
ここで重要なのは問題を提起することだろう。
これは政治の世界などの大きな話に留まらず、
僕たちの日常でも同じことだ。
問題を提起して初めて周囲の人に
それが問題であることを知らしめることができる。
自分が問題と思っていることは
周囲の人にとって必ずしも重要な問題ではないのだ。
だから、問題を提起しないままずるずると仕事を進めていると
自分ばかりが問題を抱え込んでいるような
錯覚にとらわれてしまう。
そうなるとイライラも募るし
問題は放置されたままだ。
問題を提起することにより
初めて議論の対象となりうるのだ。
さらに議論が活発化することで
誰もが知らなかった事実をどんどんあぶり出すことができる。
こうやって議論を進めることで
コミュニケーションを図ることができる。
そして、周りにはその問題をあっさりと
解決できる人がいるかもしれない。
もし、問題を抱えているようなら
自分だけで抱え込まないで
思い切って周囲の人に問題提起してみよう。
他の人の知恵を借りるのも
成功するための大きなポイントだ。
ーマーケティング・ディレクター 森兼
PPS.
ビジネスコーチのプロ・リーミルティアから
コミュニケーションの極意を学びましょう。
http://www.milteer.jp/msc/letter.php?mag=Psycho20090528MO
たいへんおしさしぶりに、お邪魔いたします。
こちらへはお邪魔していませんでしたが、お邪魔していた頃と変わらず、もう勉強しながら、それを実行しています。
ですが、私のようなものでは、結果的には微々たる行動になりますが・・・。
森兼さんのご意見もシンクレアさんのご意見も
本当にそうですね。
お邪魔してよかったです。ありがとうございました。とても勉強になりました。
麻原しょうこうのような横柄なドン達でないことを心から
願っています。
政治とは【利害の調整】とか【バランスを壊さない】という事でしょうから
圧力団体イコール悪という訳では無いと思うのです♪
揺りかごから墓場まで♪とか北欧型の継続可能な循環型社会♪のように
良い方向のイメージやビジョンの元の利害の調整なら大いにウエルカム
ですよね♪
日本最大の圧力団体は日本医師会だと言われていますが。。
宗教法人も負けず劣らず、庶民感覚とは程遠い諸々の巨大な
圧力団体のドン達が世の中を仕切っていらっしゃるのでしょう。
個人個人のササヤカナ幸せとは離れた社会になる筈ですよね♪