納期

Posted by admin in その他, 目標達成 On 6月 12, 2009

From：森兼

物事には全てデッドラインが存在する。

納期のある仕事をしたことがある人や
納期のある仕事を業者などに
発注したことがある人は覚えがあると思うが
納期は厳守されて当然のものだ。

納期というのはいわゆる約束の一種だ。
だから守らなければ一瞬で信用を失ってしまう。

そして人からよく見られたい
いい加減な人と思われたくない
という欲求にも支えられて大抵の人は
仕事のデッドラインを守ろうと奮闘する。

だから、いつ着手するのか、
いつまでにどの程度まで仕事を
完成させておくべきか極めて具体的に
中間目標を設定する。

しかし、これを自分の目標に
当てはめてみるとどうだろうか？ほとんどの場合、
自分の目標には具体的な期限がない。

仕事の納期のように具体的な
デッドラインが存在しないのだ。

よく新年の初めに
今年の目標というのを決めるが、
大抵の場合それを１月中に実現するのか
１２月３１日に実現するのか定かではない。

だからその目標を
一ヶ月後からでも取り組むことができるし
一年後でも取り組むことができるのだ。

目標を設定してはみるものの
その目標に向けていつ作業に着手するのか
極めて不明確なのだ。

加えて達成しなければならないという
義務やそれを支える欲求が存在しない。

その目標を達成して自分を成長させたい
という願いは心の中にあるが、
これは誰もが持つ楽をしたいという欲求と
正面からぶつかり合う。

だから、人によっては目標に向けて
作業に着手する動機が打ち消されてしまうのだ。

仕事の納期には他人との約束を守り
自分の信用を失いたくないという
すぐに始めるための動機が存在する。

しかし、自分の目標には
すぐに始めるための動機が存在しないのだ。

だからまずはデッドラインを決めよう。
そして、それに向けていつ何をするのかを明確にしよう。加えて、最初に着手すべきことを決めよう。
そしてそれは、１つに絞りできるだけ簡単なことにする。

最初から大きな事に取り掛かると
あまりの大変さに容易に諦めてしまうからだ。

デッドラインも重要だが、
着手する計画はもっともっと重要なのだ。

何事も着手しなければ
何も始まりはしないのだから。

今日やれることを決めて
今すぐ着手できることを始めましょう。

ーマーケティング・ディレクター　森兼

ＰＳ．
今月のサクセスグループでは
目標について書かれています。
マットのＤＶＤプレゼントも間もなく終了です。
http://www.drmaltz.jp/html/success_group.php?mag=Psycho20090612MO