史上最大の競争相手とはいったい誰か?
競争はいいことです。
というより、競争は素晴らしいことです。
その人の最高の部分がよく見えるからです。そして、その人の最も弱い点もよく見えるからです。
しかし、競争が終わったあと、そこには大きな危険が潜んでいます。負けてしまった人が自分のことを「負け犬」だと思ってしまうことです。
そういうときに
「今日はうまくできなかったけど、 今度はもっと上手くできるはずだ」
「今日は自分らしくなかったけれど、 上達できるために努力する」
「今日は勝てなかったけど、きっと勝てると信じている」
などと言うのも一つの手です。
しかし、こういうふうに考えるのが本当に難しいときもたまにはあります。
特に、あなたが本気で勝ちたいと思っていた場合はそうです。でも、負けたことも次のレベルに向かうためにあなたのために起こったことなのです。
一流のスポーツ選手やセールスパーソンや起業家などは他人と競争しません。彼らは自分自身と戦います。
結局、すべての競争相手に勝ってしまったとき、あなたの意識が他人との競争にばかり向いていたら、その後どうやって自分に磨きをかけ続けられるのでしょうか?
私がまだ大学生だったころ、父親が私に「自分自身を最大の敵にしなさい」と言いました。
彼は正しかったのです。
自分自身を最大の敵にするためには、過去に戻って、自分の全盛期を思い出さなくてはなりません。
あなたが何か素晴らしいことを達成したときの思い出です。そしてそのとき経験した自信をもう一度蘇らせるのです。
こうすれば、あなたの親友があなたの良さを指摘してくれるのと同じくらいの効果があります。あなたは特別な人間なのだと気付かせてくれます。
今までとの違いは、あなたは自分自身と友達になったということです。内面をよく覗きこんで「大きなあなたの存在」を見つけるのです。
あなたはこの世界に成功するためにやってきたのだと生まれつき分かっている「あなたの中の大きな存在」です。
私の知り合いにあるビジネスマンがいました。彼は10年以上も事業を繁盛させていました。しかし、製品の需要がなくなり店を閉めなくてはいけなくなりました。
彼は自分のことを負け犬だと考えました。自分を敗者だと思ったのです。
私はこの男性と話し、
「なんてこった、あなたは10年間も事業を成功させてきたじゃありませんか。それを失敗と呼ぶのはおかしくありませんか。今の店を閉めて新しいことに取り組めばいいんですよ。流行をうまく活用できる道を考えてみてはどうですか?そして方法が見つかったら素早く行動すればいいんですよ。」
彼は私の話に耳を傾けました。そしてもう一度成功することができたのです。
大きな試合に出場するまでは負け知らずのトップアスリートがいます。そして、その大きな試合で負けたら、自分が完全に失敗作かのように思うのです。
しかしそれは事実ではありません。彼らは単に試合に一つ負けただけです。
そのアスリートが自分の能力の限界まで出し切っている限り、毅然としていればいいのです。しかし、自分の能力を全部出し切れなかったときでも「次回は今日の私とは違います」と宣言すればいいのです。
モルツ博士がいつも言っていることを実践してください。他人の評判を気にしてそのレベルに達しなかったときに悪い気分になるのではなくて「自分らしさを保つ」ことが大切です。
自分自身を最大の敵にしましょう。
バラ色の人生のさらに上をいく人生を見つけ出してください。
マット・フュ-リー
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**今日のフィードバック**
CDを聞いて、自己イメージの大切さがよくわかりました。以前にナポレオンヒルプログラムをやったことがありましたが、書かれていることは理解したつもりでしたが、特に目に見える効果はありませんでした。サイコサイバネティックスでは人生をよりよいものにすることができるようにしたいと思っております。これからいろいろと質問等をすることもあるかもしれませんが、どうかよろしくお願いいたします。
三幣さん
ありがとうございます^^