恩返しの力
from 古賀令子
それは60代のあるタクシー運転手がどん底から
這い上がろうとしているストーリーでした。
(少し前のテレビで放映されていました)
ある地方の建築会社が創業若くして、とても
大きくなりました。
その為、創業者は県会議員に挑戦し、見事当選です。
地元の有力者として、もてはやされ絶頂期に
他の人に任せていた建設会社が経営不振となり
倒産しました。
その議員は、全財産をその会社の負債の返済に
回して、丸裸になり、あれだけチヤホヤしていた議員の
取り巻きはクモの子が散るようにいなくなりました。
夫婦二人、生活保護を受けるようになりましたが、
その方は、60代でタクシー運転手として再スタートです。
近所の人たちから、おかずのおすそ分けや、ちょっとした
生活必需品を頂いたりしたものを、その奥さんは
全部、ノートに書き留められていました。
そのノートも頂き物でした。
夫婦共々、「このご恩は絶対に忘れてはいけない、
いつか何かの恩返しをしたい、だから
頑張らなければ」と言われていました。
その男性は休み返上で、タクシーの仕事に励み、
どうしたら、もっとタクシーの売り上げが上がるのかを
独自に分析し始めます。
そういった独自の理論が出来上がり、努力の結果
売り上げがあっという間に全社中、トップクラスに
なりました。
「今まで支えてくれた人たちの為にも、
もっと工夫して、効率を上げていかなければ」
と話されていました。
このお話を見ながら、私が大学卒業時に家業が
倒産したときのことを思い出しました。
本当に、クモの子が散るように、去る人もいれば、
いろんな形で、応援して下さる人も、必ず
いらっしゃるんですよね。
今思えば、当時、人からの恩に対して早く恩返しを
したいという思いがとても強かったことが、数年で
復活できる要因になりました。
人はどん底になったときに、人の温もりや優しさを
強く感じ、それを生きるエネルギー、知恵に
変えることが、出来るという事をあらためて感じています。
当時の経験から、自分が出来る事は、率先して
応援するという事を学び、また応援すること自体が
自分の心にエネルギーを与えるという事も知りました。
応援する人、される人共に元気をもらえるんですね。
ちょっと前になりましたが、なでしこジャパンを
応援しながら、勇気と元気を頂いたのを思い出しました。
一人一人応援の仕方は違うと思います。
あなたに出来る応援は何ですか?
あなたは誰かを応援していますか?
PS.
いよいよ迫ってきた東京のセミナー(10月29日)
皆様とお会いできるのを楽しみにしています。
http://www.drmaltz.jp/seminar/
■恩返しの力… 何処には、必ず!手を差し伸べる人間模様が、あります~ネ。そう言えば「黒幕が好きな歌?」が…そう!
“愛の賛歌”この歌を歌われていますシャンソン歌手“エディット・ピアフ”!この方の“素晴らしい物語”が思い出されます。
大道曲芸士(父)・大道歌手(母)のもとで、この世に生を受けました。彼女の生い立ちは、今で云いますと“幼児虐待”……
その様な境遇での育ち…ある日、祖母のある行為(幼いピアフに、何と!ミルクがわりに哺乳瓶に、赤ワインを入れて…)これが
原因にてアルコ-ル中毒状態お陰で“白内障”を患い、両目を失明してしまいました。 シカシ!!3年後“聖地ルルド”に、
巡礼した時、奇蹟的に光を取り戻したのです。以降、ピアフは、奇蹟・神の恩恵と言う言葉を、繰り返し使う事になります…。
幼少時代は、母から捨てられたという暗い過去を引きずり、父親と芸をしながら過ごす放浪生活でしたが(自分自身で才能を発見)、
15歳の時、自分の翼で飛び立つ決心をして父の元を去るのでした。その後ある情事にて子供を出産、しかしその愛娘は脳膜炎で
亡くし、更に数奇な“運命” キャバレ-経営者“ルイ・ルプレ”に目を付けられ最高級キャバレ-にて出演する契約、しかし、
悲運が再び!! デビュ-して間もなくその経営者は殺害され、殺害容疑をかけられてしまい逮捕されますが…証拠不十分で
釈放されます。 此の時…救いの手をさしのべたのが“レイモン・アッソ”!!彼が最初のヒット曲を書いてくれました……。
3年間で全く別世界の人“エディット・ピアフ”人生の愛の歌…!!シャンソン歌手の誕生でした。当に、「あしながおじさん」
的存在でした。彼は、ピアフに本を読む事・幼少のピアフの過ごした世界とは全く別世界が存在する事を……。そうなのです!!
少女時代の波乱に富み屈辱にまみれた不幸な時代の毒を洗い落してくれたのです。これからが、愛を信じ、愛の為に生きる人間
に生まれ変わるのです……。エディット23歳の時です。後は、このピアフには多くの救いの手が!その一人に、“ポ-ル・ムリス”
彼女に行儀・振る舞いを教えた人物です。そしてもう一人”ジャン・コクト-“こうして、彼女は多くの才能開花する事に…当然
ながら、作曲も(生涯で約80曲作曲しています) 後は下記のURL参考にしていただければと思います。当にエディット・ピアフ
の人生が…もしかすると「マイフェア―・レディ-」のモデルではないのではと~~つくづく思えてなりません。才能は在っても
誰かが手助けして開花するのではと思えます。今の私の於かれた“環境”は、「吸血鬼・ゾンビ…」の執拗な執着・金・厚かましい
モラル性??今回「古賀さんのお話」には疑問点が? これが“応援…”する意味合い…ではないでしょうか…… ?
>URL :http://kuruizaki.harisen.jp/piaf/piaf001.htm 第1章 >http://kuruizaki.harisen.jp/piaf/piaf002.htm 第2章>
>http://kuruizaki.harisen.jp/piaf/piaf003.htm 第3章 参考までに…。
この話、聞いたことがある気がします
どん底になったとき、本当に大切な人がわかるといいますね
私も、それを感じるところです
素晴らしいお話ですね。
昔、本田健さんの講演を聞いた事があったのですが、
「身近な人を応援してください」という話が耳に残りました。
当時の私は「誰も応援したい人がいないのでどうしたらいいだろう?」
と思っていたのですが、
今では応援したい人は身近に一杯いることが分かりました。
自分の逆境の時の励ましの一言 心に残りますね。
自分の経験ですが、ある方が倒産されたのですが、40万ほどの売掛金が
在りましたが、「あきらめずに、商いぼちぼちやればきっと日も又昇るで!!」
と励まし、その売り掛けも 償却したのですが、その方は、行商で 今日は
二千円、今月は1万円 と夜遅くに集金の帰りに立ち寄られ、二年半で40万完済されました。
最期の支払いの時 大阪饅頭と、あの時の貴方の励ましの一言がとても嬉しく
商い続ける意欲が出た、オオキに!!。
このときは、本人以上に元気をもらいました。
古賀 令子 様
毎回感動しながら古賀さんのブログを読ませていただきます。
ひと際、毎回心に訴える内容で感動を味わっています。
有難うございます。