あなたの中の竜
from 古賀令子
「人間は、誰の心の中にも“竜”がいる。
その“竜”は経験を食べて大きくなる。
そして様々な感情を“竜”がコントロール
してくれる。
皆さんもこの震災の経験を通して、“竜”を
大きく育ててほしい」
少し前になりますが、ブータン国王が
被災地の小学校を訪れて、子供たちに
語られた言葉です。
放映を見られた方も多いと思いますが、
素晴らしいお話だなと感心しました。
子供たちは、どんなふうに聞いたのかな、と
思いながら、インタビューの様子を見ると
ほとんどの子供たちが
「素晴らしいたとえ話で良くわかりました。
この震災の経験を無駄にしないで、
自分の中の“竜”を大きく育てていきます」と
力強く話しているのを見て感動しました。
あなたにとって、心の中の“竜”は
どんなイメージですか?
私にとっての心の中の竜は「自分軸」です。
「自分軸」という言葉は、心理学的に
使われる言葉ですが、少し具体的に
ご説明します。
それは、自分のこれからの目的、やる気の素で、
自分の進むべき道(ビジョン)と、
何のために、そのことをやりたいのか
という理由が明確になっていることです。
自分のなりたい姿、行きたい方向に向かって
進んでいる本当の姿です。
そして、この「自分軸」を明確に
する事で、自分の内側に眠っていた
静かな情熱に火が付き、自分が今、
何をやるべきか見えてきます。
そして、どんなことがあっても絶対にやりたい事、
大切にしている事を発見できます。
どんな状況でもブレない自分になります。
それから、何から始めるのか、
小さな第一歩の行動をスタート
させることが出来ます。
その為に、毎日少しの時間をとって
自分を見つめる時間を作りませんか。
自分はどうなりたいのか、
どこへ向かいたいのか
大切にしたいことは何なのか
この「自分軸」を明確にすることで
あなたの竜は、目覚め、必ずやり遂げる力と
エネルギーを与えてくれるでしょう。
PS
毎日少しの時間を作り、心の映画館を通して
自分を見つめてみませんか?
Dr.モルツのプログラムは、あなたの竜を目覚めさせる
お手伝いをしてくれます。
http://www.0stresslife.com/zrl/
【東南アジアの国では…象・龍】を崇拝する事を聞いた事があります…。“モノ”を一つの例…なのでしょうか…?私のもと家も【龍の絵】がありました…。近所のおじさんかなり有名な画家で……そのおじさんから頂いた絵ですが…その中に“龍の金の玉を掴むといい事”が…、“願いが叶う事”を拓して書いていました…が…子供の頃“その絵”をじ~~~ッと見ますと“龍の鋭い目”が怖い位見きれませんでした。
いつの間にか?その絵は?帰郷した時は…既に無くなっていました…。何処に行ったのかしら~~ンと…今も思っています…。そんな事を、とりとめなく思い出しましたが【龍!】…天に昇る~~ヨ!と云う意味なのでしょうか…?「天=神地一体」ですから、いつものように私は、「神と一体」だと深く信じる事…これが自然に“行”ずれば~自ずから開けていけるのでしょうと…思います。「ブータンの国の定義」が、あれば…モット!モット!発展していたのではと…チョット意地悪な考え方も出て参ります…。日本も悪い点を改善しながら「明治の人間」が、“哲学”・“思想”・“文化”…etcを取り入れた事が、今日の発展に貢献を果たしたように思えてなりません。そして、今の日本はもう一度見つめ直す事…冷静なる観点で…そこから「未来の日本」が見えて来るようです…。「ブ-タンの国」は過去の日本の現象の様に、錯覚に陥るようです…。「神地一体」に揺るぎない心は「イ-ジトレ-ニング=神想観」で解決出来ると信じます…。まだ!まだ!私自身は…「現在…現象王国人間」として拘る処がありますので…「実相王国人間…」になる様「イメ-ジトレ-ニング!!集中」…ありがとうございます。
■『【瞑想によって、その完全なる実相を観よ!!】完全なる実相を観る事は、決してわれわれの「心の力」によって完全なるものを創造り出だすのではないのである。“完全なるもの”はすでにあるのである。ただ、私達がそれを観なかっただけのことである…。』 谷口雅春著
自分の中の竜はとてもいい例えですね。この話を受けて子供たちは自分の中の竜を育てていけるのではないかと思います。私も自分の竜(姿そのものは竜ではないですが)をこれからも育てていこうと思います。
ブータン国王のお話は、私の人生哲学においても、最も大切である事として認識している「人格の重要性」について説かれたものでしたので、大変深い感銘を受けたのを覚えています。国民総幸福量が世界一の国王のお言葉は、人間として本質的に最も大切な事は何か?という問いを、六道輪廻の迷界に彷徨う世界中の人々に優しく投げ掛けて下さったと同時に、そこから解脱する縁を下さったのだと感じました。「”人格”という名の”龍”」を私も生涯に渡って、大切に大きく育て、成熟させていきたいと思います。
私の心の竜は、白い翼を持つペガサスです。最初は白い翼と馬の足が別々でイメージされていました。ときには、翼、ときには、蹄という具合に!
このような自分軸は、どのような世界にいても必要な時代が来ていると思います。大人も子供も男も女も…です。
ブータン国王のお言葉、子供たちの心に響く内容だと、とても参考になりました。
子供達は空想が好きですし、それによりイメージを掴みます。理論的に言っても多くが伝わらないのです。それに、理論的なものは幅が狭くて、その子達の個性にあったものになることは難しいと思います。イメージを伝えることにより、それぞれの子が、自分なりに想像して自分のものにしていきます。
よいお話をありがとうございました。