妄想
From:森兼
妄想は人の脳に備わった
とてもステキな機能だ。
なんせ自分の理想を
何の制限もなく頭の中で展開できるので、
妄想してるときは基本的に楽しい。
楽しさがこみあげてきて
口元がニヤニヤしてしまうと
若干気持ち悪いときもあるが、
妄想している間は、
理想の世界を存分に味わうことができる。
成功してお金を自由に使えるところを
妄想してもいいし、
趣味に没頭しているところを
妄想してもいい。
何を妄想してもそれは僕たちの自由だ。
そして、夢の実現とはすなわち
妄想を実現することに他ならない。
諏訪東京理科大学で脳システム論を
教えている篠原教授によると
「人は元々、妄想野郎です。生物の歴史の中で
異常に妄想を持ったのは人類です。」
「ポジな妄想をして、しかもそれを現実に
着地させるということが、すごく大切です。」
と言っていて、
いかに上手に妄想できるかが
夢を実現するために大事なことなんだそうだ。
だから妄想が現実離れしていると
楽しいだけに終ってしまうが、
具体的に妄想できればその妄想は
脳の力を引き出すことができる。
脳は一旦、具体的にイメージすると
いとも簡単にそれを実現するための
ロジックを自動的に構築してしまう。
そして、最も具体的にイメージする方法は
”見る”ことだ。
篠原教授も言うように人の脳というのは
「うまくいった動作をしたのを見ると、
それと同じような動きをするニューロンが
脳の中で動いてしまう。」
ということなのだ。
見たことによって漠然とした
イメージが一気に具体的になり、
脳にインプットされる。
そして脳はインプットされた情報をもとに
その妄想を現実化しようと動き出す。
だから自分の理想のイメージを
見ることができる環境に自分自身を置くと
簡単に脳に指令を与えることができる。
同じ情報を手に入れても
本で読むのとDVDで見るのと
セミナーなんかで直接指導を受けるのでは
効果は全く異なってくるのはそのためだ。
イメージすることが難しい場合は
”見る”ことで自分自身のイメージを
より具体的にすることも考えてみましょう。
たくさん脳を働かせましょう。
ーマーケティングディレクター 森兼
PS.
これを修練することで
イメージの力も養うことができます。
http://www.drmaltz.jp/html/success_group.php?mag=Psycho20090701MO