効用
From:森兼
経済学の中に効用という用語がある。
例えば目の前に
スタバのコーヒーが3つあるとする。
これを3つ全て飲むとすると、
最初に飲むコーヒーは
最後に飲むコーヒーよりも
高い満足度が得られるはずだ。
3杯目を飲む頃にはきっと胸焼けして
コーヒーを飲む気になるかも怪しい。
エスプレッソだといい加減ニガくて
胃に穴があいてしまいそうだ。
ということは、
最初に飲むスタバのコーヒーに比べ
最後に飲むコーヒーは
同じものでも高い満足をもたらしてくれる。
このことを
最初のコーヒーはより高い効用を持ち
最後のコーヒーの効用は最も低い
ということになる。
経済学ではこれで効率性を計算して
偉い経済学の先生方が安くて効果的な
経済活動を考えてくれるというわけだ。
つまるところ簡単に言えば
同じものでもときと場合によって
その効果が違ってくるということ。
僕は学者でもなんでもないので
詳しい定義や細かい用途は知らないが
まぁそんなところだ。
経済のハナシはこの際どうでもいいが
ポイントは同じものでも場合によって
もたらす効果が違ってくるということ。
これは食べ物や飲み物に限った話ではなく
実は何に於いてもあてはまる。
僕たちの行動も同じだ。
モチベーションの高いときの行動と
モチベーションが低いときの行動では
同じ行動でもその効果は全く違う。
サイコ・サイバネティクスでは
モチベーションには依存しない
自然に成功する仕組みが備わっている。
しかし、モチベーションもないよりは
あるに越したことはない。
モチベーションが高まっているときには
行動の勢い、集中力、精度、習得度
その全てに於いて高い水準にある。
だから、モチベーションを高めると
同じ行動でも効率性が増して磨きがかかる。
効用が高いというわけだ。
セルフイメージを変えると共に
モチベーションを高めることも意識しましょう。
あなたの行動は1杯目のコーヒー?
それとも3杯目のコーヒー?
ーマーケティングディレクター 森兼
PS.
パフォーマンスコーチのリーミルティアが
モチベーションを高める方法を教えてくれるでしょう。
http://www.milteer.jp/msc/letter.php?mag=Psycho20090709MO
ピアノの練習をする時・・・私は初心者レベルですが
右手と左手、片方ずつ何度か弾きます。
それで、両手で合わせて弾きます。
ぎこちないものも、段々合ってきて、思ったイメージで弾けるようになります。
瞑想と行動、左手と右手、こういう事でしょかね?
大体w