医者の儲け主義
大阪のタバより
『ウチの家にはお風呂がないんです!
シャワーなんです!お風呂のない開業医
なんているでしょうか!?』
何日か前のニュース番組で、泣いて訴える
医者の姿が映っていた。不思議な光景だったので
なんだろう?と思って見ていると、
どうも、その病院で“点滴の作り置き”を
していたらしい。点滴の作り置きがなんで悪いのか
分からないが(多分、腐るとかかな?)その医者は
泣いて謝っていた。
って言うか、謝っているようには見えなかったけど。
『正直に言えば、たくさんやってます!』
(オイオイ、えらい豪快に認めたで…)
と言ったかと思うと、
『風呂のない開業医が、なぜ儲け主義に
走らなければならないのでしょう?』
と泣いて訴える医者。
全然、カンケーねぇーだろ!
と心の中で突っ込みを入れてしまったが、
その医者の話を聞いていて、ある事に気がついた。
と言うのも、その医者は
「儲け主義で悪さをした!」
と言われる事をとても怖がっているようだった。
だから、TVで必死に
「儲け主義じゃない」「儲け主義じゃない」
とアピっているようだった。
世間から儲け主義だと言われることが
怖くて怖くて仕方ないので、事件の経緯とか
いろんな事よりもそれを言っているようだった。
「儲け主義」と言われる事がそんなに怖いのか?
医者だからか?だとしたら他のすべてのビジネスは
医者より劣っているのか?すべての企業活動は利益を
出すことが中心的な目的の一つだ。
もちろん、それ以外にもあるがどんな企業でも
お金儲けでビジネスをやっていないと言う企業はない。
思うにあの医者に必要だったのは、
お金を儲ける事に対する罪悪感を払拭することだ。
彼の中で“お金儲け=悪いこと”
と考えているから、必死で「俺はお金儲けなんてしてない」
と言い張っていたんだろう。
そして、お金儲けが悪いと考えているから
病院の経営もうまくいかず、利益を生み出すことが
できなくなる。
しかし、それを否定したら世の中、なにも動かなくなる。
目の前にあるものを見渡してみるといい。
全てのモノ、活動には、(僕の目の前にあるスタバのコーヒー
だって、バス停にとまっているバスだって)お金が絡んでいる。
お金は悪いものではない。
お金があるから社会が動いている。
子供のころ僕らはお金に対する、きちんとした
教育を受けてこなかった。ほとんどのケースで僕らの周りに
金持ち父さんのような人はいなかった。
だから、お金に対するイメージが
間違ったまま大人になってしまっている。
そして、大人で修正しない場合は、子供のころならった
そのままの状態だ。
その医者の病院も、お金が回っていれば、
点滴を作り置きする必要もなかったろうし、
患者にはいいサービスを提供できたろうし、
本人も豊かな生活を送れてたろう。
お金に対する罪悪感を抱いていると、
全てが自分にとって向かい風のようになる。
あなたがお金を手にしていると言う事は、
社会に対して、誰か第三者に対して、価値を
与えたという事に他ならない。
そのお金に誇りを持とう。
そのお金を大切に扱おう。
そうすれば、あなたはもっと稼げるようになる。
もっと価値を作れるようになる。
-小川忠洋
PS.
このブログでおなじみのマット・フューリーも
過去にお金に関する間違ったイメージを持っていた人の一人だ
http://www.0stresslife.com/zrl/
フェイスブックはこちら
http://www.facebook.com/1ogawatadahiro
なるほど!
医療と福祉(介護)はカネ儲けに走ってはいけないのです。これは医療関係福祉関係の法で明文化されています。周囲もそのような業種の従事者が金儲けに走っていないか、厳しく見つめる義務をも負っているのです。どんな業種でも好き勝手に金儲けをしていいわけではありません。カネを儲けたいなら、ほかにそれが許される事業はゴマンとあります。
■10代の頃…「フオ-ク」の帰りには、必ず喫茶店によく通ったものです。そこは、やはり「営利追求な場所…」ではなく「皆さんと歌を歌える様な語らいの場所…」でもあり、
それを【店のカラ-】とオ-ナ-はしておりましたが!!当時!友人がある別の場所での「喫茶店のバイト!」をしました時…そこは「営利的に考えての場所…」ですから…【回転率?】が、かなりあったそうですが…><友人が曰くには、幾ら”営利的”にしても、そこの”オ-ナ―の考え方”にも疑問点が、更に”回転があれば~?”それなりの客に対しての”サ-ビス体制”が必要になるのに…単に”金”と云う感じで”客…”を見てますから…??しかも従業員に対しても”金”と云う感じですから~~いずれ”10年!!”持ったら良い方ではないの~~~><この様な「自分説…」を私に云っておりましたが…当時!その店は、店内が”クリスタル調”で薄暗く、ロ-ソク風の明かりが店内…をともしていましたが…当時は”リッチ感”に見えました。時代の移り変わりで、やはり”サ-ビス関係”ですから「営利目的第一主義?」でも、それに関して【お客様が、どれだけ喜んでくれるかの貢献ができているかが大事?】なのではと思います。医者でも同じ”営利”に考える方も勿論!いらっしゃいますでしょう。最終的には【目的でも…尊い人命】を預かっていますから…【医者のモラルとスロ-ガン!】があれば、共鳴した人は応援するのではと…「今日の言葉」から思いました…。
昔と違い、今日の企業は社会的な奉仕、人のためになることを企業理念に置いていなければ、生き残っていけません。
お金を稼ぐのはその対価なので、儲けている会社は社会的に人を幸せにする物やサービスをそれだけ提供したと言えるのではないでしょうか?
何にせよ他者を大切にし、人脈を築き上げている人はお金もついてきています。
無償で人に与えたり自分の価値をディスカウントする人は、他者を甘やかし良い関係が築けません。
お金儲けが先に立つのではなく、人に奉仕した結果の対価をきちんと受け取る、これが正しいお金の稼ぎ方ではないでしょうか?
小川さん、本当にそうですよね。お金に関する認識が間違って育ってる人多いと思います。私も間違って教育を受けた一人でした。でも、最近では、お金は人を救うこと愛を与えることもできるものだと感じています。皆がお金持ちになって、繁栄していったら、地球平和にもなりそうですね。(^^)まだ、途上段階にいるので、本物の自由を得るようにがんばります。
自分が価値を提供できる医者でその結果、儲かるのなら何も悪いことはないですよね。
列を作って患者が順番待ちしてる医者のようになれるよう、
私も自分のビジネスを展開させていこうと思います。
俗的な言い方ですが、権力者や上流階級にとって都合のよい労働力(極論すると奴隷)を大量に生み出すことが学校教育の目的の1つとする(極論すると洗脳)ならば、子供の頃から頭の中に刷り込まれたあらゆる常識(思い込み)を疑う必要がありますね。
「儲け主義」と言われる事がそんなに怖いのか?
病院を営利目的で経営してはいけません。法で定められています。
無保険診療はともかく保険診療は国庫負担を伴うので、
医療費の削減を目指す国策と儲け主義医療はベクトルが違います。
マットさんの話、とても興味深く読んでいます。
存在を教えて下さった本ブログには心より感謝申し上げます!
が、それ以外の著者の書き込みは再考して頂けないでしょうか。
内容が薄い(考察が浅い)ように感じます・・・。
医師が「儲け主義」と言われることがわかってらっしゃらないように思われます。
一つは法人設立の目的。
医療法人は「非営利法人」であり、純粋に「利益追求」を目的とした株式会社とは異なります。
これは、個人開業であってもその理念のもとに作られることが求められます。
次に収入の原資です。
医療保険によって、患者は3割(高齢者は1割)の負担のみでサービスを受けられる医療は逆に、7割(9割)は国保からいただけることが確実な収入となります。その原資は、国民の保険料と税金からまかなわれているからです。
ですから、医師は不当に儲けているのではないか?「儲け主義」と言われることを嫌うのだと思います。
保険診療ではなく、自由診療であれば、豪邸に住もうが、フェラーリを買おうが自由だと思いますが。自由診療ですから(笑)
その医者は、医者としての一番大切な事をしなかった事への言い訳もあると思います。それは、人命。常にいかに患者の命を守るかと考えいる医者ならそんな言い訳はしないのかな・・・と思います。
お金に対する罪悪感。
幼い頃などは、お金に執着しないと、よく褒められたものですね?
然し、心豊かに生きなさいと教えられても、
お金がないとそれは不可能です。
人によくしてあげたい時に自分に力がないとどうなりますか。
そう言うことを教えられて育たなければいけないと実感ヒシヒシな今日この頃です。
因みに私は若者ではありません。
JALと同期です。(笑)
貴方の文章は感心して読んでいます。
若い人から学ぶことも勇気を出してやるべきだと思っています。
Wishing you every success.
誰かに価値を与えて儲けるのは悪くないと思いますが、『儲け主義』は私は嫌いです。
儲けた人ほど、人に価値を与えているか?というと、今の社会を見ていると、そうは思えないです。たいした価値も与えてないのに、ちゃっかり儲けている人や会社はたくさんあると思いますよ。それで、経済的格差が開いていく社会を作ってしまうようなら、私は自分が儲けてても、ハッピーな気分にはなれないです。