原点回帰
From 古賀令子
先日車を運転している時のことです。
車の中ではいつもCDを聞きますが、
その日は久しぶりにDr・モルツのCDを
聞いていました。
フッと、耳に飛び込んできたのが
「私達が持っている『自動誘導システム』は
目標と目的があって初めて正常に作動します・・・」
ちょうど、新しいプロジェクトを
立ち上げる準備をしている所で、
中々まとまらなかったんですね。
ハッと一番基本的な事を忘れてしまって
いることに気づき、愕然としました。
目的と目標がゴチャゴチャに
なってしまっていたんです。
何のためにそのことをやりたいのか?
という目的が見えなくなっていました。
まず、目的を明確にする。
そして、その目的を達成するためには
何が必要なのか、具体的な目標を立てる。
そしてその目標をより細分化して実行していく。
基本中の基本が抜けてしまっているので、
いくら考えてもまとまらなかったんですね。
あなたもそんな経験はないですか?
もし、何かやろうと思っても、
なかなか進まない時は一度原点に戻り、
「何のためにやろうとしているのか?」と
質問してみて下さい。
もしかしたら、目的と、目標が混同している
可能性があるかも知れません。
私の知り合いには、零細企業の社長が
多く、ほとんどがメーカーですが、
ここ数年半分に減ってしまいました。
同じような状況の中で、生き残っている所と
そうでない所を分析する中で分かったことがあります。
最初は「自分が創る商品を通してお客様に
喜んで頂きたい」という純粋な想いで
スタートしているんです。
ところが、この不況の中で、いつの間にか
「たくさん商品を売り、売上を上げる事」に
フォーカスしすぎて、価格を下げたことで、
逆に商品のレベルが下がり売り上げが落ちていく、
という負のスパイラルに
陥いってしまっているような気がします。
しかし、この不況下でも「絶対に商品の質は下げない」と、
価格は下げるどころか、逆にあげたところは、
生き残っているようです。
まさに、目的と目標を明確にすることの
大切さを感じました。
マイクロソフトを創業したビル・ゲイツは
「成功のカギは、目的を見失わないことだ。
常に『目的は何か』を意識し、それを実現するためには
どうしたらいいのか、という具体的な『目標』のプロセスに
集中する習慣が大切です。
そして、ひとつの『目標』を達成したら
最終の『目的』に向け、さらに次の具体的な『目標』を設定し
確実に達成していくことです」
やはり世界規模の事業を展開する人ほど
基本をしっかり守っていかれるんですね。
あなたも良かったら、一度
仕事でも、勉強でも
「何のために、この仕事をしているのか」
「何のために、この勉強をしているのか」
洗い出してみませんか?
目の前のすべきことに集中できるので、
より早く結果が出るかも知れませんね。
PS
やはり基本はDr.モルツのプログラムだと思い、
繰り返し学ぶことの大切さを感じています。
あなたも繰り返し学んで見られませんか?
http://www.0stresslife.com/zrl/
私も原点回帰を見失わずにやっていこうと思います。
ありがとうございます。
「目標」 そして 「目的」 見失っていました
改めて 一から考え直してみます
そして 書き留めておきます
今日も 心に残るメルマガ ありがとうございます!
日本語の目的と目標とは明らかに違いますが、目標設定とか目標達成という言葉はあっても目的設定とか目的達成という言葉は殆ど使われていません。目的と目標とは違うと言いながら目標達成!と尻を叩いている” 目的と目標がゴチャゴチャになっている専門家”が皆を惑わせています。mission, objective, target, goal, final goal, final goals, final destination, purpose,——これらの言葉を原作者はどう使い分けているかを認識し、目的と目標とを分けて理解する必要がありますが、翻訳者は理解しているか疑問です。Dr.モルツは英語でどう使い分けていますか?