“たかが お箸 されど お箸”
From 古賀令子
あなたは、お箸にはこだわっている方ですか?
お箸は私達日本人にとって、
なくてはならないものですよね。
私は、これまでプレゼントして頂いたものなどを
気軽に使っていました。
ところが、あるお箸職人に出会って
お箸がいかに大切か、わかったのです。
その職人は、一番身近な当たり前のお箸だからこそ、
生涯心地よく、そして美味しく食べて頂くというポリシーのもと
完全なオーダーメードのお箸のみを
作られています。
素材は、厳選された約100種類の銘木から
良質な部分だけを更に選別し、1膳1膳すべて
手作りで、削り上げておられます。
身長と、手のひらのサイズを測り、お客様一人一人の
手にあったお箸を、全ての工程を一人でされているので
1日に出来るのが約10膳ほど。
予約をして約1年待ちです。
私も待ちに待ってやっと届きました。
(写真がそのお箸です)
写真でわかるように、シャープな箸先が特徴です。
なぜ、箸先がこんなに細いのかというと、、
その理由は、唇にほとんど触れないことで、
お料理の味を全く損なわず、毎日のお食事が、
更に楽しく美味しく味わって頂けるようにという
「究極のこだわり」からだそうです。
届いたお箸の袋をワクワクしながら開け、
手に持った瞬間、何とも言えない
幸せな気持ちになりました。
以前「アップル社のこだわり」というのを
読んだ時に、同じような事が書かれていたのを
思い出しました。
「自社のこだわりは
商品を通しての『顧客とのあらゆる接点』である。
新製品をユーザーがパッケージを開ける瞬間に、
どうワクワクし、製品に触れ、自分の指で
操作したときに、どう感じるのか?
アップル社は一貫して、ユーザーのその感動を
軸にものづくりをしてきた。」
「プロの神髄はこだわりにある」
という言葉がありますが、まさにお客様に
どれだけ、喜んで、満足し、幸せを感じて
頂けるか、という事なんですね。
不思議ですが、そのお箸で食事をすると、
素材のうま味がより感じられ、食事をする
ひと時がとても幸せです。
そこで、私自身も「こだわり」について
考えてみました。
私はおもてなしが大好きなので、よく自宅で
プチティーパーティを開くんですね。
数種類の紅茶、コーヒー、などを揃え、
お菓子も準備し、そして、
飲み物が変わるたびに、カップも変えていきます。
お客様からは、とても喜ばれ、帰るときは
「こんな幸せな気持ちになったのは、久しぶり」
と言って頂くんですよ。
その言葉を聞くと、私の方も幸せな気持ちになり、
次回は、どんなふうに、もてなしをしようかな、と、
ワクワクしながら考えるんですね。
お箸ではないけど、日常の何気ないひと時を
大切にすることが、私のこだわりです。
さて、あなたはどんなこだわりを持っていますか?
もし良かったら教えてくださいね。
PS
このプログラムには「幸せになるための処方箋」が
たくさん書かれています。
是非参考にしてください。
http://www.0stresslife.com/zrl/
いつも楽しくメルマガ拝見しております。
有難う御座います!
オーダーメイドのお箸ですが何というお店・職人さんがやられているのでしょうか?
自分も食への興味が強いので是非手にとってみたいと思います。
素晴らしいお話です。私も、その感動の手作り箸にあやかりたいものと願いますが、注文先を教えていただけませんでしょうか。
お箸は昔、飛騨にいったとき買ったのですが、職人さんが作ったお箸を一膳持っています。
お箸ひとつにもこだわりがある、、素晴らしい世界だと思います。